上町池澤本店は、創業150年の老舗魚屋です。
しかし当店はネタ満載企業として高知では知られております。 その取り組みをご覧ください。
かつおのたたきわら焼き体験
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子供たちへの魚の食育
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魚を使った流通商品の開発
魚食マーケティング女子会
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インターンシップ・職業体験
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食育する魚屋の上町食堂
大人の食育 お料理教室
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今日の給食のお魚なあに
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未利用マイナー魚の活用・加工
高知はかつおが有名。しかしながらどこの店でもおいしいかつおが食べられるか、 と言えばそうでもありません。 冷凍かつおを扱う店もあれば、こだわりのないかつおを出すところもあります。
せっかく高知までかつおを食べに来られた観光客の皆さんに、 まずは本当のかつおの味を知っていただくため、スタートいたしました。
今では小学校や高校などの教育機関からもオファーがあり、出張もしています。
かつおのたたきわら焼き体験の詳細はこちら
最近の魚離れは、日常的に魚を目にすることのない人が増え、 それに対して食育ができていないことが原因です。
上町池澤本店では、これに対して嘆くだけではなく、 本物の魚を持って各施設へ出張。子供たちに魚を見て、触れて、 食べてもらう活動を、特に子供たちとそのご両親に向けて積極的に行っています。
知っているようで知らない魚のこと。 子供たちからスタートし、その親、その家族へと広げて行きたいと考えています。
魚離れが進み、魚の消費量が落ち込むことで魚価も低迷しています。
魚の入札価格は下がり、漁師では生活が苦しく後継者不足が深刻な状況です。
もっと魚の消費量を上げ、魚価を向上させ、漁師に活気を。
上町池澤本店ではそうした想いから、魚を使った商品作りに取り組んでいます。
その中のひとつ「土佐の赤かつお」は、TBSテレビの番組「めし友グランプリ」で、 全国353品の中からグランプリに輝き、発売から1年で20万個という異例の大ヒット。 テレビや雑誌、新聞に取り上げられる商品となりました。
また、商品を広く知っていただくため、バイヤーが一同に会する展示会にも参加。 全国的に販売網を広げるよう営業をしております。
上町池澤本店の様々な商品はこちらから
魚屋をずっとやっていると、魚に対する一般感覚が薄れてきます。
もっと魚を食べてもらいたい。もっと知ってもらいたい。 そのためにはどうすればいいのか。
それを知っているのは一般の消費者です。
上町池澤本店では、アンテナの敏感な20~40代の女性の方に集まって頂き、 魚に関するアンケートや新商品の試食会などを行っています。
ここで得た情報を商品の改善や新商品案として採用するなど、 魚屋が売りたい独りよがりのものではなく、 一般の消費者が欲している商品を開発するよう、情報収集を行っています。
上町池澤本店では、就職や社会に出ることを目前とした学生のインターンシップ、 またお子さんや社会人の方の職業体験も受け入れています。
日ごろ見ることのない魚屋の仕事。そして迫力の魚たち。
また、魚を使った商品開発の現場や加工の現場。 水産業の現状や展望、社会人として必要な頭の使い方など、 様々なことを学んでいただけます。
特に市場体験はご家族で1日だけでも参加できるプログラムです。
お子さんに本物の魚を見せてあげてください。
インターンシップについて詳しくはこちらから
「このアジ、フライにして」 「太刀魚、塩焼きにして」
上町池澤本店直営の上町食堂では、目の前のショーウインドウにある魚を、 お客様がえらんで好みの調理方法を指定頂けば、 その場でさばいて調理します。
丸々の魚が、どんな風にして調理されて食卓にあがるのか、 それを体感して欲しいということからスタートした上町食堂。 今では安くておいしい魚が食べられることから、 地元のお客様から、観光客の方まで広く人気を頂いています。
ぜひお子様を連れてご来店頂き、魚を見て触ってください。
上町食堂の詳細はこちら
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魚料理は難しい。面倒くさい。骨が面倒。
そういうことからも魚離れは進んでいます。
でも、魚はヘルシーでおいしい、できれば食べたい。
そんな声を受け、魚をさばくことに重きを置いた料理教室を行っています。
「家でやるのは大変、魚は魚屋さんにさばいてもらえばいい、 でもどうやってさばくかは知っておくべき」 をコンセプトに、自分で魚をさばき、調理し、みんなで食べます。
だしのとり方や、簡単な調理の仕方、おいしい魚の食べ方、旬の魚なども紹介します。
保育園や学校、老人ホームなどでは、毎日食事が提供されていますが、 そこで食べているお魚、本物を見たことがありますか?
切り身になって納品される給食の原料。 その元になっている魚はどんな魚なのか、園児はもちろん、その保護者も、 保育士さんも、栄養士や調理師さんでさえ知らない。 これは今や珍しいことではありません。
上町池澤本店では、そういう状況を少しでも改善するべく、 魚の切り身にプリントをつけて、各施設に納品しています。
保育園では、給食の前に保育士さんがそのプリントで、 どんな姿の魚で、どんなものを食べていて、どんなところに住んでいるか、 それを園児たちに説明してから給食をスタートします。 こうすることによって残飯も減り、またそのプリントはホールに張り出し、 父兄の方にも見てもらえるようすることで、 園児と父兄が一緒に話をし、食育として機能するようにしています。
魚はみなさんが知っているような魚ばかりではなく、 各地でたくさんの種類の魚が水揚げされます。
中には地元の人しか知らないような、ごく稀にしか水揚げされない魚もあります。 それらはその知名度のなさからマイナー魚として、 養殖魚の餌となったりして値がつかず、漁師も頭を抱えています。
上町池澤本店では、そういった未利用魚を加工し活用することで、 少しでも魚価をアップさせることを目指しています。
そうすることで、漁師の実入りが増え後継者もでき、 持続可能な水産業に寄与すると考えています。
こうした取り組みが高知県に認められ、高知県知事の承認のもと事業化を進めています。