かつおのたたき、うつぼのたたき、おじゃこや干物。高知ならではの海産物をお取り寄せ。 お歳暮などの贈答にもぜひどうぞ。
創業明治初年 上町池澤本店 高知で長いこと魚屋やってます
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かつおに関する情報


ご注文時によくあるご質問 | お支払いに関して | かつおに関する情報


当日入荷したかつおを発送してくれるのですか?

かつおのたたきドットコムでは、朝仕入れたかつおをわら焼きし、その日のうちに発送することで鮮度をお約束しています。

しかし、市場がお休みの日や、天候などの影響でかつおの入荷がない場合は、前日に入荷したかつおを発送することになってしまいます。
例えば5月14日が休市日だとした場合、5月15日のお届けがそれにあたります。

もちろんそれでも品質に全く問題はありませんが、ご承知おきくださいませ。



かつおの刺身は注文できませんか?

当店ではかつおのたたきはもちろん、焼いていない生のかつおも発送が可能です。
ただし、インターネットのご注文フォームが対応しておりませんので、刺身をご注文したい場合はご注文フォームの備考欄に「たたきではなく刺身で送ってください」と記載してください。
2節ご注文で、内1節をたたき、1節を刺身にするなども可能です。

当店はたたきの焼き賃は頂いておりませんので、価格はたたきと同じです。


節というのは何ですか?

1匹の鰹からは4節取れます。

鰹をさばく時、まず、片身におろします。
この片身を中骨で割ると、背の部分と、腹の部分に分かれます。

つまり片身で2節、1匹で4節が取れることになります。


たたき1節どれぐらいの量ですか?

かつおのたたきドットコムにて発送する鰹は、だいたい4キロ前後の鰹です。
1節で約400~500グラムになりますので、2~3人前とお考えくださいませ。

今までのお客様の声から言いますと、

たたき自体は今まで見たことがないぐらい大きい。
ただし、食べやすいので、かつおのたたきをメインのお食事とした場合、1節で2人がたっぷり食べられるぐらい、という声が多いように思います。

参考にして頂ければと思います。


通販ということで鮮度が心配なのですが

かつおのたたきドットコムでは、水揚げの日に即日発送をお約束しております。

このやり方によって、グルメで味にシビアなお客様にも大変お喜び頂いております。


ただし、市場が休みの日はかつおの入荷がありませんので、前日入荷分を発送という形になります。ご注意ください。


かつおをわら焼きするってどういうことですか?

以前にテレビ放映された動画をご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=WlnbsFYO9Jw

熱いだろうなあ。

と思うかもしれません。
実際めちゃくちゃ熱いです(笑)

特に脂の乗った戻り鰹なんかを焼いていると、
熱された脂がジュワッと・・・。

これを見てもらうとわかると思うんですが、ひとつひとつ手作業でわら焼きしています。

派手ですけど、地味な作業ですよ。
毎日これを何回も何回も繰返すんですから。

わらというのはボワッと一気に燃え上がるので、たたきのように、表面だけを炙るものには最適なんです。
香りもいいですしね。

ただ、

わら焼きはコストもかかりますし保存する場所も大変です。 そのため本場の高知であっても、 大体のところがガスやダンボールで焼いています。

このわら焼きの文化は廃れさせたくないです。
そういう思いで店舗ではかつおのたたきわら焼き体験も行っております。 ご自身で焼いて、切って盛り付ける。そんな体験ができます。

高知にお越しの際は是非ご来店くださいませ。


初かつおの時期はいつですか?

もしあなたが、かつお好き、旬の食べ物が好きな方ならば、
初夏という季節を待ち望んでいるのではないでしょうか。


そう、初夏は初かつおの季節です!


古来からかつおは日本人にとってなくてはならない食材の一つでした。
江戸時代には「勝魚」などと呼ばれ縁起の良いもの、
とりわけ初かつおは猫も杓子も飛びつくほどの人気ぶりで、
当時は目が飛び出るほどに高価なものでした。


そのフィーバーぶりを示すこんな俳句があります。


初がつお旦那は羽がもげてから
とんでもなく高価な初かつおですから、
賢い店の番頭などの旦那衆は初がつおの次期が終わってから、
つまり銭が飛んでいく羽が取れてからかつおを味わったという意味の句です。

初鰹銭と辛子で二度涙
初かつおの高さで銭がなくなることに涙し、かつおといっしょに食べる辛子で二度目の涙を流す。
うまい!キミうまいよ!といいたくなる一句です。
ところで「涙が出る程高いならやめとけよ」とか思うのは野暮ってやつでしょうか?

現在は漁業技術も進歩し、こんな高価なことはありませんが、
当時は「これが一句詠まずにはいられっかちくしょうめ!」ってなほど高価で、
まさに一大イベントだったようですね。

では、その初かつおの時期はいつなんでしょうか?
もう一つ有名な句を見てみましょう。

目には青葉山ほととぎす初鰹
これは江戸中期の俳人山口素堂の句で、「青葉」「ほととぎす」「初鰹」と
三つも季題が重なっているということで有名な俳句です。
つまり初かつおの時期は春から初夏にかけて、
青葉、ほととぎすにならんで、初夏の代名詞といえばかつおだったんですね!


具体的には例年であれば高知では5月頃、初かつおが入荷します。


それ以前に出回っている初かつおというのは、
赤道付近まで船をだして、日本まで持ってくるので厳密には初かつおとは・・・(笑)


俳句には時勢や流行が色濃く反映されます。
そういう点からみても、かつおがいかに日本の食と深い結びつきがあったのかがわかりますね。

最近は、居酒屋やファミレスなどでも初かつおの文字が見られます。
全国的にも、そのさっぱりした味の魅力で、認知度が高まってきました。

ただし、残念ながらそれらのほとんどが冷凍もののかつおを使っています。
せっかくの旬ですから、是非生で、一年に二回の旬を迎えるかつおの、
その一回目の旬を是非味わってみてください!


鰹の生節って何ですか?

他県でもあるかもしれませんが、高知では鰹を生ゆでした生節(ゆで節)というのがポピュラーにあり、 スーパーなどでも良く売られています。

大体が売れ残った鰹の有効利用として始まったもの。
刺身にならない鰹は煮付けにしたり、を生節にしたりします。

どうやって食べるかというと、ほぐしてご飯にまぶしたり、酢ものに入れたり、そのまま醤油につけて食べたりします。
結構美味しくて、生の鰹は好きじゃないのに、生節は大好きなんて人もいます。


戻り鰹の時期はいつ?

戻り鰹っていつぐらいのものですか?
なんて言う質問を、よくお客様より頂きます。

戻り鰹「戻り」って何、という所からお話させて頂きますと、
鰹は赤道付近で産卵し、黒潮に乗って赤道から高知沖を通って北上します。


この北上してきた頃が初鰹の時期ですね。5月頃になります。


岩手県の沖合いに暖流と寒流がぶつかり合うところがあります。
そこはプランクトンなどのえさが豊富にあり、鰹はそこへえさを求めて赤道から何百キロも移動します。


そして、北の海で豊富なえさを食べ、丸々と太ったかつおは、
また産卵すべく赤道へ南下してきます。
これが戻り鰹、というものです。秋の10月11月頃になります。


脂の乗った鰹はこの時期が一番ですね。
もしあなたがマグロで言うところのトロが好きであれば、この時期の鰹がおすすめです。


鰹の旬というのはいつですか?

鰹は1年に2回、旬を迎えます。

春の初鰹と秋の戻り鰹です。


赤道付近で産卵した鰹は、えさを求めて北上。
春の5月頃の鰹が「初鰹」です。

この頃の鰹は脂がない、さっぱりした味なのが特徴です。

そして、北の海でたくさんえさを食べた鰹は、また産卵すべく赤道まで南下します。
秋の11月頃の鰹が「戻り鰹」です。

この頃の鰹は脂が乗ってもっちりした食感なのが特徴です。

良く「どっちがおいしいですか?」と聞かれますが、
これは好みとしか言いようがありませんね。

わかりやすいところで、マグロで言う赤身が好きな方は「初鰹」を、
トロが好きな方は「戻り鰹」をお薦めします!

ただ、輸送手段の発展によって、今は旬というものがあってないような時代になっています。

例えば、赤道付近までかつおを取りに行って「初鰹」。
えさをたべている途中の鰹を捕まえて「戻り鰹」なんてことも。

また、夏に脂の乗ったかつおが入荷することもありますし、 戻り鰹にこだわらなくてもおいしいかつおは食べることができます。

まあ、魚に限らず、それによって、1年中美味しいものが食べれるような世の中にはなってますが、
良し悪しですね。